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2014年 08月 22日
博士の発明と助手の研究
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やはり僕がすぐにでも使ってみたいフライリールはHARDY BROS ALNWICK Marquis Salmon だと思う。
効率だけを追求したようなドラグシステムと飾り気のないリールフェイス。どこをとっても無駄がないような気がして
僕には魅力的に映ってならない。
けれども、僕はついついよそみがちで寄り道好き。
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たぶん、今までにどこかのお店で見たことがあったとしても、まったく記憶がないし、やはり今回もウェブ上で初めて見たドラグシステム。
プラスチック樹脂で出来ているO型のパーツがラチェットを押さえてドラグを調節するらしいが、てっきり僕はプラスチック樹脂ではなくて
金属パーツだと思っていたよ(笑)。
届いた使用感たっぷりのユーズドのリールのハンドルを回すとチロチロチロと、どこか控えめで優しい音色。だが、なんとも僕には頼りない音色に聴こえる。ドラグのノブを絞ってみても、音色どころか
もしかすると、大きな魚がかかってしまうとバックラッシュしてしまうのではというドラグ性能の不安。でもこれは、あくまでも個人的な感想だけれどもね。
それでも、容赦しない大きな魚のファイトのことを考えるとやはり不安な僕は、
爪楊枝を小さく折って調節部分とO型のパーツの隙間の入れてみるが、
そういえばと、ふと思い出してフライフックのプラスチックケースに手を伸ばす。
博士はVARIVASのケースだったように思いますが僕が使ったのはTMCのケースで、丁度、穴の空いている部分を少し加工するとO型のパーツの突起している部分にぴったり一致するのでとても都合が良い。
突起部分の凸の部分に即席パーツの凹を合わさなければ、すぐに即席パーツは外れてしまうからね。
そして、即席プラスチックパーツはカッターか何かで少し高さを調節しないとスプールが回らなくなります(笑)
あとは組み込んだところにグリスをたっぷり塗っておけば連続する魚の疾走時の振動でも即席パーツが外れにくくなると思いますが、
万が一、即席パーツが外れたらスプールを手で押さえるしかないね(笑)
程よく調節が出来たところで、おもいっきりハンドルを回してみる。チロチロチロではなく、完全なるなんとも頼もしいバチバチバチというラチェット音が近いのか刺激的なサウンドに生まれ変わっていて、
ともにドラグ性能のほうも、たぶんバックラッシュはしないであろう僕好みの上出来な仕上がり。
リールフェイスには大好きな深めの彫刻が施してあるので、いつものように赤い塗料でメイクするが単色では少し退屈に思えたから今回はパールシルバーを追加してみた。この瞬間が実にたまらないんだよね(笑)
グリーンを使ってドカティのMHRカラーのイメージも悪くなさそうだったけれど、それはまた今度のお楽しみ。
今回のHARDY VISCOUNT 150 もやはり僕のお気に入りになりそうな、そんな予感のリールのお話でした・・・

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Natacha Kudritskaya - Gavotte et six Doubles

Recoil - AlexFX subVersion

Portishead - Machine Gun

Massive Attack-Angel (M19 Remix)
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by bolocyan | 2014-08-22 21:55 | 釣り道具のお話 | Comments(2)
2014年 08月 15日
初めまして、こんにちは・・・
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玄関のドアを開けると、いつものように犬達がシッポを振りながら僕を迎えてくれる。僕はいつものように犬達とふざけるながら居間ヘと入る。
そして、ゴロリとソファーに横になると見慣れないものが視界の隅のほうに写って見えた。
僕はおもむろにソファーに座りなおして、もう一度、部屋の隅に飾られていた作品を眺めてみた。
例えば、その作品のように芸術的なものをなんというのかさえも、僕はまったく素人で疎く芸術を品評できる教養は無いけれど、
数秒だったように思えるが、完全に心が奪われたかのように僕はその作品に惹きつけられていた。
しばらくすると彼女が帰宅したことはいつもような犬達の様子で僕はなんとなく気づいた。
僕はインスタントのコーヒーの粉をマグカップに入れながら「もしかすると、そこにある作品は、あの子が創ったものなの?」と居間のドアを開けたばかりの彼女に尋ねた。
彼女はすぐに僕の質問を理解してくれたのか作品の方へ視線を向けてうなずいた。
シュガーポットから取り出した真っ白な角砂糖はレモントングから離れると急がなくてもいいのに一瞬にしてマグカップの中へと落ちていく。そして、消えてしまった。
部屋の中に沈黙の時間が少し流れたように感じた。それはあくまでも僕の思い過ごしかもしれないけれど、もしかすると彼女も同じことを感じていたのかもしれない。
僕はマクカップに入れた角砂糖をスプーンで溶かすこともなく、コーヒーを飲みながらソファーにもどって、もう一度、作品を眺めてみる。
「きっと魅力的な子だったのだろうね、どんな思いで創ったのだろうね、僕は会ってみたかったよ」と作品の感想ではなくて会ったこともない作者のことを話した。
すると彼女も「・・・そうだね、会ってみたかったね・・・」 と、誰かを想いながら僕に答えたような気がした。そんな会話のやり取りがポツリポツリとだが数回続いた。
「この作品、大切にするから僕に譲ってくれないかな?」と僕は彼女に頼んでみる。 彼女は少し考えてから「・・・いいよ・・・」と答えたけれども、
もう、トンボが飛んでいるんだね・・・


Goldmund - My Neighborhood
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by bolocyan | 2014-08-15 22:39 | ブログ | Comments(0)
2014年 08月 12日
Black Face
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リールフェイスはどこかレコード盤の表面のようにリズムが刻まれているようなザラザラとした個性的な模様。

どっしりとした重量感たっぷりの蓋を開けてみると見たことがないようなドラグシステムと、音色を奏でてくれる歯車は、まるでダウンヒルで使われるマウンテンバイクの強靭的なギアのよう。

そして、リールのハンドルを回すと僕には初めて聞くサウンドで、バリバリという音が表現に近いのか、

やがてその刺激的な重低音はリール全体に広がって僕の手元に届いてくる。  

僕は手に音の感触が残ったまま、Speyco Skagit Reel にいつものように赤い塗料を注いでみたが、

いったい大きな魚達は、このリールで、どのような演奏をしてくれるのだろうか、まったく想像がつかない・・・
  

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Madrid De Los Austrias - Dove Estuta

Stéphane Pompougnac - Fast and Loud

Sarah Vaughan - Whatever Lola Wants (Gotan Project Remix)
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by bolocyan | 2014-08-12 21:50 | 釣り道具のお話 | Comments(2)
2014年 08月 10日
シルバーテイストとノイズのDistance
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幼いころにピアノを習ってたことはあったけれどクラシック調の曲でのレッスンは、まったく興味が持てなかったし、苦痛な時間の週2回。

ましてや、若くて美人でいい香りがする先生でアニメ調の曲のレッスンが最初だったら、もしかすると今でも続けていたかもしれないし、1曲ぐらいまともに弾けたと思う。

しかし、僕がレッスンを受けた先生の年の頃はというと、たぶん還暦に近いように思えたし、ト音記号ではなく、見事なまでのヘ音記号に近い体系、おまけにヒステリック、

まだある、教室の玄関先には戦いの末に出来ただろう額に向こう傷がある大きな犬が牙をむいて僕ら生徒を歓迎してくれる。

とにかく僕は幼くして絶望という言葉を知った数年間だったよ(笑)

それでも今では地獄のピアノレッスンを思い出すわけでもないけれど、まったく詳しくないのだがクラシック音楽も聴いたりすることもある。

それも、よりによってピアノクラシックが好みなのも僕としては、ついつい笑ってしまうけれど。


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大きな魚がまるで、~協奏曲のヴァイオリンのようにとか~交響曲のチェロのような音色をフライリールは奏でてくれたみたいなニュアンスのことが書いてある本は何冊か読んだことはあるけども、

それ以外の楽器でリールの音色を表現したフライフィッシングは、なにか新しいものを感じた。

初めて見たときは衝撃を受けたし、フライフィッシングの遊び方がガラリと僕の中で変わったような気がする。


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今回のテーマは鏡面仕上げのシルバーテイストだったけれど、細かい番手の紙ヤスリで仕上げるのは思った以上に大変で

結局僕は電動ドリルの先に塗装落としのワイヤーブラシへと変更した。

リールの表面は鏡面仕上げとは程遠い出来上がりになってしまったけれど、やはり今回もほくそ笑むようなカスタムになったと思う。

コータックのフライタックルセットのリールのハンドルを回してキンキンと高音のクリック音が聞こえたりすると、もう一度僕はほくそ笑む。

やはり僕の中のフライフィッシングはネクストステップといったところだろうか・・・

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Thomas Bangalter - Spinal Scratch

Thomas Bangalter - Extra Dry

Thomas Bangalter - Stress
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by bolocyan | 2014-08-10 19:46 | 釣り道具のお話 | Comments(0)
2014年 08月 03日
身体測定 / 暑中見舞い
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僕のフィッシングベストには魚を測るメジャーは入っていない。

それは今始まったことじゃないし、魚釣りを始めた頃から変わらずで・・・

僕自身の釣りはハッキリとした大きさは重要ではないし、それは僕自身が遊んでもらったのだからそれでよいと思ってしまう。

友人達や知り合った人達と釣り談議をするときには確かにあいまいな大きさでしか表現で出来ないけれどそれはそれでよいと思うし、

仮に、ほろ酔い気分の時なんかでは少し大きめのサイズで伝えてしまうだろうが、それもまた、よいのではなかろうかと考えてしまう。

だけれども僕のスタイルとは真逆のスタイルで楽しんでいる友人もいたりして一緒に釣りに行ったりすると

僕が釣った魚さえもわざわざ丁寧に測定してくれる。

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そうなると僕らはどちらが大きい魚を釣る名人なのかと、いつもの競争が始まる。

勝負だからといっても終始笑いっぱなしはいつものことだけど、勝負が決まったあとの罰ゲームは

次回の勝負まで引きずることになるだろうから少しだけ真剣なのはお互い様 笑・・・

集中して小さなドライフライの行方と彼の行動を忙しく観察しながら、僕は彼との釣行の時だけはメジャーなんかを用意してもいいんじゃないかと考えた。

こだわりがないのが僕のスタイルだから日々変化するんだよね。

すっかり日が落ちるまで試合は続いたけれど、どうやら58cmのレインボーで勝負は決まったようだ。

そして、いつものようにどちらが勝ったのかは二人の秘密にしておこうと・・・

ナイロンリーダー1X 9ft、ティペット ナイロン 3X  50cm
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Junkie XL - Love like Razorblade

Junkie XL - Action Radius


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by bolocyan | 2014-08-03 11:40 | 釣りのお話 | Comments(0)
2014年 08月 03日
八月なのにまるで暑いねと・・・
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当時見ていた雑誌に、ちらほらとスペイフィッシングが、ほんの数ページにわたって紹介されていたころか

仲間内では丁度ルースニングが流行っていて、僕の技術ではカバー出来ないポイントを

バックがいらないスペイロッドを使って遊びたいと初めて購入(プレゼント)したのがCND CustomSpey 7/8。

そう、僕はスペイロッドを使ってルースニングを成立させてみたかったのだ。

だけど購入してすぐに釣りとは違うことにも興味を持ち始めたころで、このロッドを振ってみたのは随分と時間がたった数年前。

今までに何度かはキャスティングを練習してみたけれど、僕個人的にどうしてもタイミングの掴み方が難しく思えたロッドだったために初心者の僕は少しハリのあるSAGE 7136-4 Z-Axisを今まで使っていた。

だから、尚更に出番が遠のいたわけだが前回の釣行で久しぶりにCNDのロッドを振ってみたくなった。

本格的というかスペイフィッシングを少しだけ理解した上で使ったのは、おそらく初めてだったと思う。

一時は独学でする遊びにしてはさすがに限界を感じてキャスティングスクールにでも行ってみようかと思ったこともあったけれど、どうやら CND CustomSpey 7/8 も僕のお気に入りのロッドになったのかもしれない。

もちろん、スペイを使ったルースニングも実現していないわけだけど・・・

CND CustomSpey 7/8  540gr
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まったく話しは変わってしまうけれど、「CND CustomSpey 7/8をプレゼントした覚えもありませんし、

その、10時 2時の釣竿は没収ですよ 笑」とか、久しぶりに再会してスペイキャスティングの素振りのモノマネをしながら「最近、これ行ってるの? 笑」といった具合に、そこからなんらかのコミュニュケーションに

繋がると思うから僕はブログを続けているつもりだけども、それでいいような気がする。

僕のブログは変わらず家族の掲示板なんだよね。釣りの話はつまらないといわれるけども W

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Rosalia de Souza - Mais (Performed by the Dining Rooms)

Club Des Belugas - The Road Is Lonesome

Bebel Gilberto - All Around (Telefon Tel Aviv mix)
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by bolocyan | 2014-08-03 11:37 | 釣り道具のお話 | Comments(0)