カテゴリ:釣りのお話( 122 )

2015年 10月 25日
ブレーキランプ / 10月22日
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「バッキングが出ているね」「あれ、バレたんじゃないの・・・」と次々と状況を伝えられる。
でも僕は、魚とのファイティングさえも、まるっきり上の空だったと思う。
大きな魚がバレてしまったことも気づかなかったくらいに・・・

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本流が流れる名寄市にゆかりのある人のために4丁目の風景をファインダーに収めてくるのが今回の一番の目的だった。
そのついでに新しく揃えたタックルで遊ぶのが次の目的だったような気がする。
だから、写真半分、魚釣り半分が今回の目的だった。
確か9月頃からテレメーターと睨めっこをしては、なかなかタイミングが合わなくて
とうとう晩秋にさしかかってしまった釣行だけど、僕には嬉しい思わぬ出会いもあったりして
今回の釣行の目的がすっかり変わってしまった(笑)。

スペイフィッシングを始めてから、誰かとご一緒するのが初めてだったから僕はとても楽しかったと思う。
出会った先輩アングラーはやっぱり赤いウェーディング ジャケットがとても似合っているステキなアングラーだった。
ポイント移動で前方を走る車のブレーキランプが光るたびに僕は今までにフィールドで出会った数々の先輩アングラーとの
楽しかった釣行を少し思い出した。フライフィッシングを覚えたころは、とにかく大きな魚と遊びたくてよく先輩アングラーの後を追いかけていた記憶なんかがある。
だから、なんとなく懐かしくもあり、なにか新鮮な気持ちで僕は車のハンドルを握っていた。

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今回の釣行でのキーワードの名寄市、マイザーロッド、Red Line Club、思いがけない出会い、
その他にも色々な思いもあり、度重なる偶然がグルグルと僕の頭の中で忙しく駆け巡っていたから
魚とのファイティングも、まるっきり上の空だったと思う・・・

帰りの車内で少しだけ僕なりにバレてしまった魚を分析してみたけれど、2回のジャンプと上流下流にとスピード感溢れるパワフルな疾走を思い返すと
やっぱり唯一のファイトだったように思う。
もしかすると意外と大きなアミーゴだったような気もするけど、今回は悔しいとか残念だったなぁ~といった後悔は不思議とまるっきりなかった。
なにしろ僕には、もっと不思議な出来事でいっぱいだったからね・・・。

67.97

PS、そんなわけで4丁目の写真は残念ながら写してこれなかったよ(笑)。
PS、アネキ、60cmの魚ではなくてDJ博士に出会ったよ(笑)。

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by bolocyan | 2015-10-25 22:32 | 釣りのお話 | Comments(2)
2015年 07月 24日
夕涼みの枝豆とキンキンに冷えたビール/ラインクリーナー
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タックルのメンテナンスを定期的に行えば問題はないのだけど僕はちょっと苦手で(笑)・・・
そんな僕だけど気がついたときはラインだけはメンテナンスをしている。メンテナンスといっても
最寄にあるホームセンターで売っているシリコンスプレーをシュッとリールに巻かれたままのラインにスプレーするだけ。
フライライン専用のラインクリーナーを使ってラインを引き出して丁寧にメンテナンスをするほうが理想的かもしれないけれど
いまのところ、シリコンスプレーを使ってもフライラインに深刻なトラブルないと思う。
シングルロッドで遊ぶ友人に勧めたことがあったけれど、フローティングラインの浮力にもあまり問題はないみたいだし
フライラインだけではなくてルアーフィッシングのPEやナイロンラインにも僕は以前から使っていた。
また、釣りに行ってポイントを移動するごとにラインにシュッとスプレーすれば、水切れがよく
飛距離も維持できるし、グシャグシャと絡んでしまうランニングラインの
トラブルがかなり軽減すると思う。
とくに暑いこの時期はラインの表面が乾いてしまうから僕はシリコンスプレーを重宝しているし、
比較的に価格が手ごろだから、お部屋用、車用と2つほど揃えています。
僕が使っているスプレーはエーゼットのシリコーンスプレーだけどシリコンスプレーならなんでもいいような気がします。
ただ、使用時は自己責任でね(笑)。

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そんな簡単メンテナンスを済ませて時計を見ると、すでに夕方を指していた。
これから出かけるとしたら2時間ほどは川の水に浸かって夕涼みができるかな、いやいや夕涼みの枝豆とキンキンに冷えたビールもと僕は選択に迷う。それもかなり深刻的に・・・(笑)
結局、中山峠を通るころまでじっくりと悩んだけれど、どうやら答えがでたらしい。
尻別川に着いたのは予想よりも時間がかかってしまって、きっと1時間ほどの水浴び。もちろん気まぐれで遊びに行ってニンマリするような
フィールドではないけれど今回の選択はわるくなかったかな。ひんやりとした流れに身をまかせたけれど腰まで浸かってウェーディングをすると
ネオプレーン製のウェーダーでもよかったかもしれない。火照った体がしっかりとクールダウンしたところで今度は自宅の冷蔵庫をめざして車を走らせる。
涼しげな女性ボーカルの声でグルーヴィーなBGMを聴きながら夕涼みのキンキンに冷えたビールの栓を開けるのもわるくなかったのではないかと
まだ悩んでいた・・・

9.44

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by bolocyan | 2015-07-24 21:40 | 釣りのお話 | Comments(0)
2015年 07月 19日
HIGENAGA Night 2015
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前回のシングルハンドルロッド釣行で何度も通りがかった十勝川を見ては僕は気になって仕方がなかった。
きっと本流ではウエットパターンによるスイングの釣りがきっと熱いのだろうなぁ~。

サマーシーズン到来で日中の釣りは厳しくなるだろうから日が高いうちはスポーツドリンクを多めにリュックの中に入れて
また、新しいポイントを探してみた。パーティーは日が沈んだ頃から始まるのでウェーディングポイントをしっかりと把握しておく。
もちろん今回も暗闇の中でバランスを崩して少しだけ川の流れに乗ってみたけれど足場を確認しといてホントによかったと思う。相変わらず十勝川の流れは怖いよね(笑)
夕暮れとともにヒゲナガがチラチラと下流から上流に向かって飛んでいった。なぜだか分からないけれど下流から上流に飛んでいる
ヒゲナガが多かったように思う。そのうち僕の身体や、頭やさらに顔にパチパチとあたるくらい飛んでいた。けして顔に止まったヒゲナガは
気持ちのよいものではないけれど、大きなゴキブリが飛んできて首筋に止まるわけでもないし、鎧をまとったグロテスクなムカデが脚の上を這うわけでもないし
危険なスズメバチがウヨウヨと帽子のつばに集まってくるわけでもないから僕にはノープロブレム。そうそう、日中にウェーディングからもどると、スズメバチ達が
ウヨウヨと車付近を偵察していて、僕は車の近くで1時間くらい呆然としていたよ(笑)きっとハーレムの近くだったのだろうね。

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さあ、蛍光色のスカジットラインが薄っすらと見える時間になると待ちに待ったパーティーの開幕。1投目でズシンと根がかりのような感触が指に伝わったと思うと、いきなりカスタムされたHARDY VISCOUNT 150のラチェット音が
まるで壊れたウーハーのように鳴り止まない。
僕はバッキングラインを出すのはあまり理想ではないから、下流や上流に自ら走って魚を追いかける。ランディングができる確信はあったけれど、魔がさしたのか折りたたみ式の
ランディングネットをセットさせるのが面倒で浅瀬に誘導してランディングを試みたが魚が浅瀬に入った瞬間にガボガボと体をかわして、もれなくアミーゴ。あぁアミーゴ。
HARDY VISCOUNT 150のサウンドにすっかりノリノリの気分だったからランディングまでは気が回らなくてね(笑)おそらく僕を楽しませてくれた魚はサイズとしてはLサイズ、もしかはLLサイズに
近かったような気がする。もし、鼻の曲がった本流の魚がファインダーに収まったとしたらと、ちょっぴり後悔は残るけれど、ファンキーサウンドをありがとう。
日中はポイント探しとクロスキャストの練習で汗だく。ちょうど右後方の木の枝が邪魔で・・・。この時期の日中でクロスキャストそれにチューブフライで遊んでくれた魚は
華麗なジャンプとドラグ音をしっかり楽しませてくれて僕にはメモリアルなお魚だったかな。

ラインシステム  日中、スカジットコンパクト インター ティップ6 

パーティー、スカジットコンパクト フローティング ティップ2

ティペット フロロ3号

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59.89






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by bolocyan | 2015-07-19 19:25 | 釣りのお話 | Comments(2)
2015年 07月 12日
あなたの夏休みと初夏のトマト
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約一ヶ月ほど前から今回の釣行のためにいそいそと計画をたてていた。
彼はまったくのビギナーだから必要物品を揃えるところからのスタートで
とくにウェア選びなんかは僕もついつい力が入ってしまう(笑)。
最終的に彼が選んだウェアはFISHPONDのベストとAQUAZのウェーダーとシューズそれにウェーディングジャケット。
全体的にグリーン色でまとまっていてすこぶるかっこよかったし、似合っていたかな?(笑)
そうそう、僕のネオプレーン製のウェーダーもそろそろお別れのときがきたようで次のウェーダーを検討しなくちゃね。
自分のものはあまり悩まないタイプだからすぐに決まってしまいそうだけど(笑)


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そんな彼の願いが通じたのかフィールドはよく晴れた十勝の空で歓迎してくれた。
駐車場でウェアを着込むごとに「カッコいいねぇ~、まるでベテランみたいだねぇ~」とついつい僕は彼をからかってしまう(笑)。
僕自身もフライフィッシングを始めたころにはよく仲間にからかわれたからね、これはビギナーにとっての歓迎の儀式かもしれないね(笑)。
少しの藪をぬけると太陽の光が水面に反射して彼の瞳のなかに自然いっぱいの景色が映ってくる。九段中学校出身のシティ-ボーイの彼はどうやら北海道の雄大な自然に
感動していたご様子だった。
「おいおい、ベテランさんループができていないよ、練習したでしょう 心の乱れはループの乱れですよ」とフィールドをみてテンションがMAXの彼に
僕は声をかける(笑)。そして笑いぱなしのトレッキングは2日間におよんだがきっと彼は楽しんだはず。そんなに笑っていると猛暑の東京に戻ったあと、お仕事に支障がでますよ(笑)
また来年の釣行までアディオス。
さて、僕の釣果というとロッドを持たなくていいほどのクタクタになった、ただのトレッキングでおしまい。
ビギナーとの釣行はしばらく遠慮しておくよ(笑)・・・

ps・来年からスペイを始めると意気込んでいるけれどRed Line Clubに入れるかどうかはリーダーに聞いてみないとね。さて、リーダーどうしましょうか(笑) ちなみに彼のニックネームはレイバンkikuchiなんですよ(笑)

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by bolocyan | 2015-07-12 18:09 | 釣りのお話 | Comments(0)
2015年 04月 19日
マッディーカラーのオイスターカレント
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うねるような雲と冷たい雨、上流からの強風。初めてのフィールドは僕に手荒な歓迎をしてくれる。
ぬかるんだ湿地帯を進むと、そこにはすでに魚からのコンタクトを待ち続ける多くのアングラー達がずらりと視界に入ってきた。
そんな風景を目にしながら、さて初めて訪れるフィールドではどんなラインシステムが理想なのかと最初に選んだのは、 HARDY Sovereignに巻いてある
エアフロのフローテイングのスカジットコンパクトにタイプ4の組み合わせ。
およそ僕の理想とした光景は大きな魚がなんどもボイルを繰り返す状況で、魚は上層付近にたまっているという目論見から。

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潮位が関係するいわば汽水域のフィールドで僕は時計を見ては、強風に煽られながらとても優雅とはいえないコーヒーブレイクをはさみ、じっくりとフィールド観察をしてみる。
どうしても海面の潮汐が影響されるフィールドでは水位の値をシビアに考えてしまうし、黙々とロッドを振ってみても
今まで良い経験はあまりない。
時折、暇つぶし程度にキャスティングの練習もしたりと刻々とせまるゴールデンタイムまで準備運動もしておく。
およそ4ヶ月ぶりのキャスティングは強風も手伝ってそれはもう・・・

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どんより沈んだ水面が少しづつ動き出すとともにパラパラとあちらのロッドが曲がり始める。
それから随分と時間がたっても僕のロッドには魚からのコンタクトはまったく無い。
なんとなくフライを流すシンクレートが噛み合っていないのかと少し流し方を変えてみる。
僕のイメージだとするとエサ釣りの脈釣り近いのかもしれない。ラインの動きをみて、微妙な聞きアワセなどなど。
本当はラインシステムを変えれば解決すると思うのだけど、少しは自分の思いを試たくてついついの選択をしてしまう。
そんな思いが通じたのか、ようやく僕のロッドにも久しぶりの感触が伝わる。それからは、HARDY Marquis Salmon No.1
巻かれたインタミのスカジットコンパクトにタイプ4に交換して、今回はこのシステムが
しっくりくるようで、欲を出してタイプ6も試したけれどこれはまったく。
ラインシステムで久々にぐったりとするほど迷った釣行だけれども、グッと引き締まった重量感あるボトルのようなボディーラインを見ると
そんな、疲労感も徐々に消えていったように思う。
今シーズン幕開けとなった僕の少しハードな釣行はちょっぴり嬉しい筋肉痛とともに北海道のずっと東のフィールドから静かに始まったのだった。

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Electric Wizard - Electric Wizard
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by bolocyan | 2015-04-19 22:36 | 釣りのお話 | Comments(0)
2014年 12月 14日
海からの贈り物はCandy Trout
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流れてくる薄氷の割れる音と水鳥の羽ばたく音。たったそれだけのなんとも静かなフィールドで
僕は慌ただしく彼らと戯れる。去年、遊んだのも今頃だったはずだから丁度一年ぶり といったところだろうか。
大きな流れの向こう側にチャートリュース色のフライをキャストしては、ガイドについた氷を取る。
この時期特有の厳しいフィールド条件でお決まりのような一連の動作を忙しく繰り返しているとマイナスの気温の中でも
ダウンジャケットの中はジンワリと汗ばんだ。

ゆったりとした流れでのゆったりとしたフライのターン。モゾモゾと微妙なアタリがあったのは2本目のタバコを
吸い終えるころだっただろうか。
一年ぶりの十勝川でアメマス特有のファイトを楽しんでライディングまでもう少しのところ、またもやガイド部分が凍りつき
ラインの接続部分がガイドを通過することができない。最初に掛けたアメマスはため息の出るようなお見事なフックアウトだった。

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Hardy Marquis Salmon Saltwaterのラチェット音が青空の下で心地よく響いたのは残念な出来事から
しばらくした頃だった。スプリンターほどの疾走はないもののリズムカルなヘッドシェイクでファイティングを
楽しませてくれる。それからは愛嬌のある顔つきの彼らがコンスタントに遊んでくれる。
今シーズン最後であろう僕の釣行は満足な気持ちとともに静かに幕が降りていった・・・

開始早々に2キャストほどで平泳ぎをしてしまったが十勝川って怖いよね(笑)

ラインシステム Airflo スカジットコンパクト インタミ+ケンキューブ パワーヘッド 4ティップチェンジャブルタイプ8ティップ

1.85

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Touch & Go - Big Beat

Touch & Go - Would You...?
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by bolocyan | 2014-12-14 18:38 | 釣りのお話 | Comments(2)
2014年 12月 01日
12月のshikotuko
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Keith Jarrett - It's Easy To Remember
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by bolocyan | 2014-12-01 22:51 | 釣りのお話 | Comments(0)
2014年 11月 15日
Fade Out
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シングルロッドを振っていたころにダブルホールがなかなか上手に出来なくて、気がつけばついつい何処でも素振りを
してしまうことがあった。たとえば電車待ちでのホームでの素振り、ドアが開くタイミングとシュートのタイミングが
バッチリと合ってしまってドア越しに立っていた乗車していた人と僕は目が合ってしまう。
僕は恥ずかしさのあまり、そのまま電車を見送ってしまったことがある。やはり僕は面白いことや楽しいことをみつけると
「軽率な」 という重い症状が出てしまうらしい。
そして今回も十勝へ向かう途中のコンビニでレジ待ちをしていたときに、僕のついついの症状が出てしまった。
セットしてからのスネークロールキャスト。「次のお待ちのお客様」の店員さんの声かけでシュート。どう、お会計を済ませるポージングをとろうとも、
どう、ごまかそうとしても僕は恥ずかしさでいっぱいになってしまった。
僕はやってしまったあとに後悔するタイプで、いつも反省はするのだけれども、忘れたころについついの症状が出てしまうのだろうなぁ

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グッと冷え込んだ、朝日で眩しいフィールドでロールキャストをしながら少しずつラインをリールから引き出す。
もう少しランニングラインを出そうかとロッドを振りかぶると小ぶりな魚がフライを咥えていた。
少し、くすんだ魚体を見ると今シーズンもとうとう終わったのだと僕は少し照れ笑いをしながら、そっと魚をリリースする。
太陽の上昇は実に早く気がつけば、もう下降の軌道に変わっている。魚からのコンタクトは無いまま秋の日の時間は急ぎ足で
刻々と迫っている。
フィ-ルドの草木はすっかりと葉を落とし、生命感あふれる季節では木の枝やら藪で歩くのが困難だったポイントが少しばかり道を開けてくれてる。
この日最後にロッドを振ったのも初めて目にするポイントだった。
下流に向かって左側にゆっくりとしたカーブを描き左岸側は流れが止まっていて、深場でも水流は巻いていない。
シーズン最後にロッドを振るとしたら僕には絶好のポイントだった。
対岸側にキャストをし、ゆっくりとスイングさせる。やがてスイングしたラインが水流の抵抗から抜けてフッとテンションが軽くなる。
魚がフライを咥えるとしたらこのへんだろうなと僕は少しだけステップダウンをして、もう一度フライを流す。
またラインは水の抵抗から抜けてゆっくりとターン、テンションがなくなると同時にガツンと握っていたグリップが手から弾かれそうになるような衝撃が
伝わる。僕は急いでグリップを握りなおしてロッドを立てる。3.4回の強烈なヘッドシェイクが伝わってきたがやがて何事もなかったようにロッドテンションが
軽くなる。眩しい夕日に照らされながら僕は深いため息をついてみたが気分は意外と悪くなかった・・・

翌日は十勝川の下流まで足を延ばしてみたが低気圧の影響で下流域の水質はすっかりと濁っていたように思う。
きっと次回は楽しませてくれるのだろうと白鳥達が佇む、みなもを少しだけ眺めて雪が降る札幌まで車を走らせた。

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59.88
1.95→2.27×

Arvo Pärt - Spiegel im Spiegel
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by bolocyan | 2014-11-15 23:59 | 釣りのお話 | Comments(0)
2014年 11月 03日
験担ぎ
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シングルロッドを振っていたころに、よく結んだフライとしてはブラック、ブラウンカラー主体のウーリーバッガー、ゾンガー、ビーズヘッドマラブー、
ウエットではシルバーマーチンだったかな。とくにめずらしいフライパターンではなく、シーズンを通して実によく釣れたフライだったような気がする。
ただ、秋から冬にかけて必ず結ぶパターンがあった。
もう、かなり前になるだろうか。確かフライロッターズという雑誌の付録でプロタイヤーの備前 貢さんの特集が組まれていて
そこで、紹介されていたのは大きなフックにウエットフライが巻かれていてアイの部分にくるりとオレンジ色のシェニールが巻いてあった。
そして、解説では北海道の大きなニジマスが~なんてことが書いてあったかもしれない。
もしかするとフライフィッシングを始めてから少し明るいカラーのマテリアルを使って最初に巻いたフライは、これが初めてだったかもしれない。
そのほかにも、オレンジ色のマラブーパターンも僕のフライボックスには入っていたような。

スペイフィッシングを始めてからも作るフライのベースカラーになるのはやはりブラックやブラウンと落ち着いた色でまとめるのは今も変わらないのだけど、少しでも多く華やかなカラーを取り入れて
自身も目でそれらを愉しみたいと思い、日に日に色鮮やかなマテリアルを使うようになってきている気がする。
フライが華やかになると大きな魚達には少し目立ちすぎではと少々、不安は残るけれど、そこは僕の愉しみでもあるような。
しかし、どんなフライを使ってもやはり僕はフライの流し方が肝心だと思える。それは大きな魚のレーンにフライを持っていくということが一番大切ような気がする。
僕はスペイロッドを使ってもシングルロッドと変わらないライン操作をするから、時々アップでキャストをして、かなりフライを沈めるとか、キャストをしてから流れに乗せて手元からかなりラインを送ることもある。
また、ラインメンディングを数回にわたっておこない、そのたびに張らず緩めずでラインを送ることもある。
初めて訪れるポイントでも季節によって流れのどの位置に大きな魚が泳いでいるかをイメージして、魚よりも深い位置までフライを沈めて、
ターンとともに魚のレーンまでフライを浮き上がらせるイメージで魚からのコンタクトを待つことにしている。
はたして、スペイフィッシングでの遊び方は僕は独学で愉しんでいるので正解かどうかは分からないけれど、とりあえずシングルロッド同様のライン操作を行っている。
そして近頃は大きな魚と遊びたいときは僕には少し懐かしいパンチというかビートの効いたサウンドを聴きながらフィールドに挑むようにしている。
研究所にパンチというかビートの効いたサウンドと大きな魚の関係性を科学的に分析してもらおうと思うのだけど・・・ (笑)

Ween - I'll Be Your Johnny On The Spot

久しぶりにナイスなブランドだなぁ~
釣りで使う北海道使用のあったか靴下を作ってくれないかなぁ~
やっぱりJason Jesseeさんはユーモア満載なんだね












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by bolocyan | 2014-11-03 22:10 | 釣りのお話 | Comments(0)
2014年 10月 31日
Fakie Cast (Switch Cast)
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くたびれたフリースのグローブをリュックに入れるたびに今シーズンこそは
新しいものに買い替えようといつも思うのだけれど・・・

早朝のキーンとこめかみが痛くなりそうな冷え込みの中で準備をする。この時期になると薄手のダウンも僕には欠かせない。
そして冷え込みを予想して用意していたZUCCaの薄手のニットを被ることにする。アウトドアやフィッシングブランドのウエアも
カッコイイとは思うけれど、季節は秋深まっているのだからウエアチョイスにも少し遊び心が欲しくてね(笑)
ゴワッとして少し窮屈に感じられるウエアを着込むと、いよいよ北海道らしい釣りが始まるようなそんな思いで僕はワクワクしながらポイントを目指す。

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太陽がゆっくりと上昇し辺りが完全に明るくなる時間帯になると急に上流からの強風が吹きつけるようになる。
下流から上流に向かって右岸側に立つとすると僕は右利きだからフライをキャストした場合アンカーが風によって右半身ギリギリをかすめていく。
何度もフライが背中を叩くようになり、酷いときにはパチッと音が鳴るくらいの勢いで首や頭にティペットが巻きついたりするものだから
フックが顔周辺のどこかに刺さっていないかとハラハラしっぱなし。
こんな状況のときは下流側にアンカーを落として、クロスフォームでキャストをすればよいと思うのだが、なかなか僕には難しくてね。余計な力の入り方なんだろうけども
フライはまったく飛ばないし、ボールを投げる女の子なみの違和感満点の何とも言えないようなフォームになってしまう。
いつも少しだけ練習しているのだけどちっとも上達しないのだから毎回すぐにあきてしまって。
スノーボードをやっていたときもそうだった。通常の逆側で滑る場合にはスイッチだとかフェイキーだとか言われるが1シーズンほど、みっちりと練習したことを思い出す。
スノーボードの場合は自分なりに上達を感じられたからなんとか克服は出来たつもりだけど・・・
スペイキャストにいたってはスイッチ、フェイキーキャストと言うのかは分からないけれど、もしかするとクロスキャストと言うほうがしっくりするのかもしれない。今回は必ず習得したいと思うそんなコンディションだった。

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午前中は魚からのコンタクトはまったく無かったように思う。
本当ならフライを変えてねばるのだろうけど、僕はまったくといっていいほど結んでいるフライは変えない。それは自分が望んでいる理想の釣りがしたい、ただそれだけの理由かもしれない。
今回も、根掛かりをしてフライをロストしたとき以外は新しいフライを結ぶことはしなかった。きっと前日の天気予報で全道的に初雪を観測するとのことだったから
なるほどなと僕は遠い山々を眺めてみる。天気予報どおりに薄っすらと山肌が雪化粧をしている。
ウェーダー越しから感じられる水温は前日と、さほど変わらないような体感温度だったけれど、きっと水温は急激に下がっていたのかもしれない。
午後になって少しは寒さが緩んだように思えるが、あまり期待はしない。札幌までの帰路を考えると、もうロッドをたたむのも悪くないと思い
最後のポイントで数回だけフライを流してみる。小ぶりな魚が顔を見せてくれたのはすでに西日が眩しいころだった。
あどけない小さな魚体の模様は西日に照らされてなんとも綺麗な色彩でカラフルなフライも一緒にファインダーに収まると寒さでこわばっていた僕の表情もついつい緩んだように思える。

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Tord Gustavsen Trio - Token Of Tango

Tord Gustavsen Trio - Deep As Love




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by bolocyan | 2014-10-31 22:09 | 釣りのお話 | Comments(0)