2016年 05月 18日
ウォーミングアップはリールハンドルでノックダウン
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およそテレメーターで厳しいことは予想していたけれど、新しく揃えたタックルで、どうしても本流で遊びたくてと
ほんの短いランしかウェーディングが出来ないような増水して濁りの入っている本流に向かった。
僕は半年ぶりとなるキャスティングを楽しみながらショートランを一歩ずつ慎重にウェーディングする。
つい先ほどまで本州から来られたという2人組みのアングラーがロッドを振っていただけに期待はまったく出来なかったし
このショートランが終わったら本流はあきらめて支笏湖にでもよってみようかと思っていた。

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そして僕はまた一歩とショートランをウェーディングしキャスティングを楽しむ。ラインは増水している流れのなかでターン
を終え、そのつど綱引きのように肘を振ってフライにアクションを加えてみる。そんなときにガツンと手もとに衝撃が伝わると
いきなり上流へとダッシュ、続いて高々にジャンプのフルコースと、それが上流下流にと連続で何度も繰り返される。
リールから聴こえてくるのはラチェットの素敵な音色なんてものじゃなくて、まるで悲鳴のような音。

あっという間にバッキングラインまで出てしまった。僕はパーミングをしようとリールを見るが、見たことのない高速回転の
スプールに少しの恐怖を感じて手を出すのを躊躇した。まだまだ魚のダッシュが続くけれどそのたびリールがバラバラに
分解してしまいそうな振動も続く。僕は意を決してパーミングを試みるが、バチンと乾いた音とともに親指の付け根部分に激痛が
走る。どうしても強烈なダッシュを止められない。もう一度パーミングを試みる。
同様にやはりバチンと聞こえた音とともに激痛が走ったが
今回は魚の疾走もようやく止まってくれた。けれども次はロッドがバットから完全にのされ、とてもロッドを使ったやり取りが出来ない。
また、ジャンプ、ダッシュの連続でとうとうバッキングラインがすべてスプールからなくなった。
今思うとバックラッシュしなかったところまでは運がよかったかもしれない。

10.10

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魚とのファイティングはまだ続いている。
増水の尻別川で魚を追いかけるのは恐怖そのものだったけれど魚の顔を拝見したいという一心で
慎重に下りながらラインを巻き取っていった。ついにショートランの行き止まりで下流に行くことが出来なくなった僕は、川岸の柳の枝につかまってロッドを寝せて
綱引きのようなやり取りをして魚が上流に走ってきてくれることだけを祈った。運よく魚も疲れたのかその場で小休止に入り微妙な綱引き状態のやり取りが10分ほど続いただろうか。
どうにも出来ない時間の中でジンジンと痛む右手親指に目を向けるともうすでに青くなり腫れていた。
そして次のダッシュで柳の枝にパチパチと乱暴にロッドティップがあたる光景を見て僕は慌てて綱を引いた・・・
はじめて僕はスプールに巻いてあるバッキングラインの結び目を見て思わず記念撮影をしてみました(笑)。
もちろん余裕はなかったけれど魚はついているし何も出来ない時間が長かったからね(笑)・・・

PS お気に入りの6/7番のロッド、セントジョンではまったく何も出来なかった(笑)

ラインシステム スカジットコンパクト(インター)+ タイプ4 

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by bolocyan | 2016-05-18 19:34 | 釣りのお話 | Comments(2)
Commented at 2016-05-20 12:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by bolocyan at 2016-05-20 22:34
KAZUYAさん、こんばんは
なかなか素敵な仕上がりで僕も嬉しいのですが
やっぱり本流の大きなニジマスには少し厳しいかもしれません。アメマスなら問題ないとは思いますが。
そうなんです、尻別川では完全に油断していました(笑)
自分には大きな魚との縁がないフィールドだと思っていましたから、まさかという心境です(笑)
そうですよね、なにせ遠征になりますから厳しいですよね。
それでも秋にはKAZUYAさんのロッドが大きく曲がることを
願っていますよ。その際はこちらこそよろしくお願いいたします。


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